メンフクロウのペリットを観察

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食物連鎖というと何を思い浮かべますか?
教科書的な図が頭に浮かぶ人もいるはずです。ネズミをヘビが食べて、そのヘビをワシが・・・とか、植物プランクトンを動物プランクトンが食べ、そのプランクトンをオキアミが食べ、それを小魚が・・・というものかもしれません。
図で見ることはあっても、なかなか実験で体験するということはできません。

ところが、カナダから来ていたAETが「この実験どうして日本ではやらないんだ」と言われたものがありますので、いつか「たのバラ」でやりたいなと思います。その時のために記録化しておきます。

まずフクロウのペリットというのは一体どういうものなのか?動物園でフクロウを観察した時の写真をみてみよう。

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このフクロウの足元に注目です。足元の写真は次です。

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ん?足元にコロンとしたものが落ちていますがあれはひょっとして??うんこ??
違います、鳥の糞は尿にあたる尿酸があって、白いものが一緒にあるはずです。
このコロンとしたものがペリットです。
鳥は歯を持ちませんから、食べたものは基本丸呑みです。そうなると、消化できないような骨や動物の体毛などは厄介なことになります。それを吐き出したものがペリットです。

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フクロウは比較的決まったところにいることが多いので、その周辺を探すとペリットが見つかることはあります。
例えばこんな感じです。

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ただ、この場合をみてわかるように、雨水などで原型をとどめていない上に、衛生的に色々問題がありそうです。
そこで、教材化されたものがこのペリットです。

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オートクレーブ(蒸し器のような殺菌用具)で消毒されていますから安心です。一つづつアルミフォイルにパックされています。
サイズも手ごろです。

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このように、竹串や爪楊枝、ピンセットでばらしていくと、もう中はワンダーランド。
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こんな世界です。これをうまく並べていきます。
まあこんな感じでなんだかわかりやすいものもあります。

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げっ歯類の頭骨です。うまく引っ張り出すと、げっ歯類の門歯の様子がこうやって納得できます。驚くほどの長さです。そしてこれが伸び続けるのですね。

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どんどん伸びるんだから木をかじらないといけないですよね。

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どうしてもこのように並べたくなります。当然です。

中にはこんなものも出てきます。

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おそらく昆虫類の外骨格ですね。

このペリットはメンフクロウという種類のものです。
写真は後ほど探し出して掲載します。

■フクロウに関する資料
フクロウは羽ばたく時にほとんど音がしないと言われています。
翼の縁に空気の流れをコントロールするような特殊な構造があります。
写真を見て分かりますか?

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左側の縁を拡大してみてください。

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